賃貸と購入どっちがお得かについて

賃貸と購入どっちがお得?ライフスタイルと出口戦略の重要性

 

賃貸と購入 結局どっちが良いのか???

 

さて、賃貸と購入どっちがお得かについて、定番のお題目ではありますが、

 

僕の答えとしては、

 

「どちらが勝るともいえない」

 

というのが答えです。

賃貸と購入どっちがお得?ライフスタイルと出口戦略の重要性

 

答えになっていない!!!

 

とお叱りの声を受けそうですが、この定番の対決については、双方のメリット・デメリットとかで片付けられるような簡単な話ではないのです。

 

出口戦略あるのか?

例えば、僕は今は賃貸ですが、将来的にはマイホームを購入するつもりです。

 

さらにそのマイホームを売ることを前提に、死ぬまでにあまり資産価値が下がらないような物件をさがします。

 

マイホームを買うのは全然問題ではありません。

 

問題は出口戦略がないこと、そして不動産屋の言われるがままに年収の数倍以上の無理なローンを組んでしまうことです。

 

無理に住宅ローンを組んで、ローン返済の為に仕事も住む場所も縛られるのは、人生においてもったいないことだと考えております。

 

借りれるローンを組むのではなく、余裕で返せるローンを組みましょう。

 

ライフプランを中心に住宅を考える

賃貸と購入どっちがお得?ライフスタイルと出口戦略の重要性

賃貸は確かに自分のものになりません。しかし年収が下がった場合や、家庭の事情で引っ越しせざるを得ない場合などは、買ってしまったマイホームより融通が利きます。

 

このように書くと、まるで賃貸が勝っているよう聞こえるかもしれませんが、

 

賃貸よりも住宅ローンを組んで買ったほうが、ライフプラン上有意義な場合も多いです。

 

例えば、修繕積立費や固定資産税等も含めて今の賃貸と一ヶ月の支払いが同等かよりも安くなるというならば、マイホーム購入を考えても良いかもしれません。

 

たとえば1500万円で買ったマンションが、10年後、1000万円で売れたらどうでしょう。

 

500万円で10年過ごしたことになり、1ヶ月あたり41666円で過ごしたことになります。
※金利、固定資産税、修繕費、管理費等を計算上全く考慮しない場合。

 

更に、もしその時にローンが払い終わっている状態であれば、その1000万円を使って、住み替えやの日費用や、或いは子どもの教育資金、自分の老後資金に充てることもできます。

 

要するに、持ち家か賃貸どちらが得なのかというのではなく、

 

その人の置かれている状況、ライフプラン、価値観によって、変わってくるというのがこの問題の本質です。

 

後大切なのは、タイミングです。

 

・消費税が上がる前に購入
・住宅ローン減税の特例期間が過ぎる前に購入など

 

周りのタイミングに合わせて(乗せられて)不動産購入は極めて危険です。

 

あくまで自分のタイミング、お金がある程度溜まったから、子どもが小学校にあがるから、緊急で親と過ごす必要になったから、という自分のタイミングで住み替えを考えることが何よりも大切なことだと思います。

 

 

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