家を高く売る方法とコツ|家の売却を成功させるには
巷のサイトを観ておりますと、
家を高く売る方法、とか家を早く売るコツとか、たくさんありますが、
その殆どが不動産一括査定等のいわゆるアフィリエイト専用サイトだったりします。
もちろん、相場を調べる上で不動産一括査定は有効な手段です。
ただ、それだけではもちろん家の売却を成功させることは難しいです。
今回は、不動産一括査定サイトの使い方から、家を売却するにあたって、
一番重要なことを最後にお話します。
不動産一括査定の使い方
まず、家を売却するにあたって最初に考えることは、
『うちは一体いくらぐらいで売れるのであろう???』
ということだと思います。
いわゆる相場です。
不動産一括査定サイト以外でも、相場を調べる方法はありますが、
また別の機会にお話しします。
今回の記事では、不動産一括査定のサイトを使うにあたって、こうすればスムーズということをお話します。
登記簿を取ろう
不動産一括査定サイトを実際に使ってみますと、
立地、家の広さや、構造、築年数等を記入していく欄があります。
立地は分かるとは思うのですが、家の広さや、構造、築年数までこと細かに覚えている方は少ないと思います。
大体の数値で構わないのですが、当然それだと精度が落ちてしまい、なんのための査定か分からなくなってしまいます。
そこで、より正確に査定を出してもらうために、必須のアイテムがあります。
それが
登記簿
です。
いきなり、登記簿って何!?
ということになりますが、これを一言で言うと、
家の履歴書です。
所有権がいついつに誰から誰に移ったとか、いつに抵当権が付けられて、いつ抹消されたか等が書かれております。
また、履歴以外にも、
家の構造や広さなどが書かれており、この書類があれば、不動産一括査定は楽勝です。
ひとつ気を付けなければいけないのは、一言に家と言っても、登記簿では『土地』と『建物』に別れます。
通常、両方取っておいて不動産一括査定に挑みます。
登記情報提供サービス
とは言っても、法務局まで行って、登記簿をとるのは面倒くさい。
ネットでも法務局から登記簿の郵送を申請できますが、
そんな時間がかかることをしたくない。
という方に、おすすめが
『登記情報提供サービス』
→URL:https://www1.touki.or.jp/
です。
これは、業者だけではなく個人でも登録可能です。
さらに、自分の家の登記を調べるだけでしたら、登録なしで一時利用もできる優れモノです。
料金は、以下の通り。
また、僕のように仕事でよく使う場合は、一回一回クレジットの情報とかを入れるのは面倒なので、オンライン登録することもできます。
登録料は、初回のみかかり、個人の場合は300円です。
登記簿取得の料金は法務局よりも安いのですが、それよりも特筆するべきはその速さです。
法務局で手に入れる登記簿が1週間前後の郵送で時間がかかるのに対し、
登記情報提供サービスで手に入る登記簿は、一瞬でダウンロード(PDF形式)できます。
デメリットと言えば、不動産相続や住宅ローンを組む際の、正式な書類として使えないことくらいです。
後は、法務局と同じで、利用時間が平日の午前8:30〜午後9:00というところが注意しないといけません。
ちょっと家について調べるくらいならば、この登記情報提供サービスがおすすめです。
ちなみに、似たようなものに、
『登記簿図書館』
→URL:http://xn--lcss68alvlysfomtekv.com/
というものがありますが、こちらは業者のみの登録しかできません。
入力しよう
では、具体的に入力していきます。次の動画を観て下さい。
精密査定
不動産一括査定で分かるのは、あくまで大まかな査定です。
というのも、不動産一括査定の申し込みを送信すると、地域の不動産会社に情報が一斉送信され、
各々の不動産会社が、物件を実際に観るのではなく、周辺相場や過去の取引事例から相場を出しているからです。
より正確に相場を把握する場合は、実際に不動産屋さんに来てもらって、建物の状況、土地の形状や、周辺地との権利関係など、実に様々な要素を考慮して査定をしなければなりません。
一括査定後に大切なこと
不動産一括査定の魅力的なところは、やはり複数の業者に査定を依頼できることです。
一社だけに査定を依頼することほど危険なものはありません。
ただ、気を付けて頂きたいのが、高い金額を出してくる業者が一番良い、ということではありません。
肝心なのは、信用できる会社かどうか、ということです。
そして精密査定についても一社に絞らず、最低でも3社、見積もりに来てもらって、その時の対応もしっかり観察しましょう。
不動産査定承ります!
僕自身も、不動産の査定はできます。よろこんでお受けいたしますが(無料!)、それでも他の会社にも査定してもらうことをお薦めします。
一つ目には、自分にあった不動産会社を探すこと
二つ目には、複数の会社から相場を出すことで、より正確に現実の相場がわかること
私の場合は、不動産業者が使っているソフトを使って、AIの技術により、周辺相場や過去の取引事例、造成区域や津波警戒区域などの相場に影響されるような要素を全て自動計算により簡易査定をしております。
精密査定についても、不動産歴27年のベテランスタッフに付いて頂いたり、教えを請いながら、お客様に丁寧な説明を心掛けております。
ただ、お客様と不動産業者との相性もありますので、やはり複数の不動産業者にあたることで、家の売却の成功へ近づくのではないかと思います。
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